平成30年度 全国福祉施設研究会議(北海道会議)

10月30・31日、北海道の「札幌コンベンションセンター」にて行われた
全国老人福祉施設協議会 平成30年度全国老人福祉施設研究会議(北海道会議)において、
埼玉県老施協「介護ロボットを活用した腰部負荷軽減プロジェクト」
の実践研究発表が行われました。
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あいにくのお天気雨にもかかわらず、来場者でにぎわう会場。
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当日用意されたお弁当。
真ん中の北海道がかわいいですねハートたち(複数ハート)
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プロジェクトの発表テーマは全部で3本です。
1.「日本初!HALを活用した腰部負荷軽減PJT─埼玉県内6法人7施設による合同研修」
(むさしの 吉江孝行施設長)
・埼玉県老施協の有志メンバーとサイバーダイン社、販売店が協同し、HALによる介護業務の「課題の見える化」「PDCAサイクル」の解決を目指して企画したプロジェクトの紹介。
これまでの活動概要と成果、および今後の計画を報告する。
2.「ロボットスーツHALを活用した入浴業務─腰部負荷軽減および入浴介助業務のストレス軽減」
(扇の森 新海喜枝子課長)
・特養「扇の森」における、入浴介助業務でのHAL活用事例の紹介。
入浴業務の現状、免荷装置やスライディングボード等との違い、HAL導入により得られた具体的成果と、今後の目標(ワークライフバランス改善や職員採用への活用等)を発表する。
3.「ロボットスーツHALを活用した夜勤業務─夜勤業務における腰部負荷軽減及び業務時間の改善」
(杏樹苑爽風館 酒本隆敬施設長)
・特養「杏樹苑爽風館・杏樹苑滔々館」における、夜勤業務でのHAL活用事例の紹介。
労災発生件数に示される介護業務の問題点と、その解決策として導入したHALの検証結果を報告。さらに介護者の作業環境改善のみならず、利用者の身体機能改善リハビリへの活用にも言及。
発表前の最終打ち合わせ。
発表時間(各15分)を最大限に活かすための最終調整を行いました。
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いよいよ発表です。
各施設選りすぐりのHALボーイ・HALガールたちが舞台袖で待機
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発表が始まりました。
会場(第3分科会)はほぼ満席。注目度の高さを実感します。
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発表者の合図で舞台に上がります。
HALの装着感をアピール。
7人も並ぶとさすが壮観です!
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いずれの発表も盛大な拍手に包まれ、無事に終えることができました。
発表者の皆さま、お疲れさまでした!
発表が終わるごとに、サイバーダイン社のブースには装着体験の希望者が殺到していました。
まだまだ目新しい機器ですが、腰が優しくも力強く引き上げられる感覚は、ぜひ皆さまに体感していただきたいところです。
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悠う湯ホームでは、随時HAL装着体験を行っております。
ご希望の方はお気軽に事務所へお申し付けください。
そんなこんなで、あっという間に過ぎた2日間。関係者の皆さまには大変お世話になりました。
プロジェクトはまだまだ続きます。今後の活動にご期待ください!
埼玉県老施協 HALプロジェクト メンバー施設:
6法人7施設(2018年10月31日現在)
社会福祉法人崇徳会 特別養護老人ホーム マザーアース(ふじみ野市)
社会福祉法人ふじみ野福祉会 特別養護老人ホーム むさしの(富士見市)
社会福祉法人杏樹会 特別養護老人ホーム 杏樹苑爽風館(入間市)
社会福祉法人杏樹会 特別養護老人ホーム 杏樹苑滔々館(入間市)
社会福祉法人永寿荘 特別養護老人ホーム 扇の森(さいたま市)
社会福祉法人愛の泉 特別養護老人ホーム 愛泉苑(加須市)
社会福祉法人みなの福祉会 特別養護老人ホーム 悠う湯ホーム(皆野町)