季節の終りに ― 花火レクリエーション

9月12日の夜、施設の玄関前にて花火レクリエーションを行いました。

暦の上では秋を迎えていますが、まだまだ暑さの続く日々。そんな中、この日は雨の合間を縫って涼しい風が吹き始め、花火を楽しむのにちょうど良いひとときとなりました。

手持ち花火に火を灯すと、シュッという音とともに明るい火花が闇を照らし、煙がやわらかく漂います。利用者様の表情もその光に照らされ、「久しぶりの花火だね」「今日はいい思い出になったわ」と喜ぶ声が聞かれました。きらめく火花に見入るまなざしや、笑顔を交わし合う姿から、夏の名残を楽しむ穏やかな雰囲気があふれていました。

花火の光とともに流れる時間は、まるで子どもの頃の夏を思い出させてくれるようで、皆さまにとって心に残るひとときになったようです。

これから秋の気配が少しずつ深まってまいりますが、今後も季節ごとの行事を大切にしながら、皆さまとともに思い出を積み重ねていきたいと思います。